読書

Pastry Chef of the king  publisher: hakusuisha

[History and secret of French confectionery] ”Stoherer” located in Montgourue Street Paris 2° was opened as confectionery shop in 1730. Founder Nicolas Strahl began working in this the kitchen of the former Polish Stanislaw Lecitiniski whe…

王のパティシエ 白水社

【フランス菓子の歴史と秘話】パリ二区モントルグイユ通りにある「ストレール」は、創業1730年、パリでもっとも歴史のある菓子店。創業者のニコラ・ストレールは14歳のとき元ポーランド王スタニスワフ・レシチニスキ公の厨房で働き始め、ヴェルサイユ宮殿で…

AIまるわかり 日経文庫

本書は、AI(人工知能)がビジネスや生活を一変させる全体像を、コンパクトに解説。「AIとは何か」より始まり、Siriやグーグルカーなど最先端の技術・サービスを紹介。金融・サービス・物流・医療といった各分野へのインパクト、AIを通して日本が進むべき道ま…

秘密ノート 丸い三角関数 SBクリエイティブ 著:結城浩

個人的に ( ^^) _旦~~ 中学生・高校生レベルのやさしい数学を楽しい会話で学ぶシリーズ第三弾。多くの人が苦手意識を持つ「三角関数」をテーマに、「僕」と三人の数学ガール(ミルカさん、テトラちゃん、ユーリ)が楽しい数学トークを繰り広げます。 高校生チ…

森博嗣の半熟セミナ ”博士質問があります”  著:森博嗣 講談社文庫

「自転車が倒れないのはどうしてなの?」「ナイフの刃とガラスではどちらが硬い?」「日本語って超煮詰まってない?」など、わかりそうでわからない、よく考えると深い森に迷い込むような身の周りの謎の数々を、博士が縦横無尽かつ明快に解き明かす。工学、科学…

睡眠の科学 著:櫻井武 BLUE BACKS

人はなぜ眠らなければならないのか? いまだに科学が解明できていない疑問に、覚醒をつかさどる物質「オレキシン」を発見した著者が挑んだ名著『睡眠の科学』の改訂新版。脳は睡眠時に洗浄されてアルツハイマー病を防いでいるという新研究、世界で初めて日本…

学校で習った「法則・定理」ほんとうの使い道 著:山根成樹 実業之日本社

興味はあるけど、解説が小難しくて…とついつい敬遠してしまう物理・数学・化学・天文・生物…の法則・定理―。「チンプンカンプン!」と投げ出す前に、ぜひこの本を手にとって読んでほしい。この本でわからないことは、他の本を読んでも絶対わからない。文系ア…

数学ガールの秘密ノート ベクトルの真実 ソフトバンククリエイティブ

【2014年度日本数学会出版賞受賞! 】 ベクトルの真実の姿に挑む。 ベクトルの基礎から応用まで。抽象的で理解が難しいと言われるベクトルの世界を、 「僕」と3人の数学ガールが、たくさんの図と具体的な問題を通して、やさしく解き明かす、魅惑の数学トーク…

お茶の科学 著:大森正司 BLUE BACKS

緑茶、紅茶、ウーロン茶……さまざまあるお茶は、すべて同じ「チャ」の樹の葉からできたもの。製造過程で、茶葉の中で多様な変化が起こり、そのお茶らしい色、香り、味が生まれます。「お茶のおいしさ」とは何なのか?5000年以上にわたる茶のルーツをたどり、最…

マンボウのひみつ 著:澤井悦郎 岩波ジュニア新書

人気者なのに謎すぎる魚・マンボウ。なんであんな形なの?夜光る、すぐ死ぬ、おぼれる人を助けた、3億個産卵して生き残るのは2匹…伝説の真相は?古い文献探しから先端技術での生態調査、料理やサブカルまで、マンボウのひみつを解き明かそうと挑んだ若き研究者…

黒い家 著 貴志祐介 角川文庫

若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独…

数学ガール 式とグラフ編 著 結城浩 ソフトバンククリエイティブ

対話には、すべてが詰まっている。 疑問も、解答も、賛同も、反論も、賞賛も、不満も。 空間も、時間も。 そしてー秘密も。 対話を通して、僕たちは秘密を共にする。 士気とグラフに隠された秘密を、僕たちは共にする。 数学ガールの秘密ノート/式とグラフ …

隣の家の少女 著 Jack Ketchum 扶桑社ミステリー

個人的に ( ^^) _旦~~ 1958年の夏。当時、十二歳の私は、隣の家に引っ越してきた美しい少女メグと出会い、一瞬にして、心を奪われる。少女とその妹は事故で両親を失い、隣のルース・チャンドラーに引き取られる。ある日、私はルースが姉妹を折檻している場面…

2005年のロケットボーイズ 著:五十嵐貴久 双葉文庫

目次 梶谷信介は都内の工業高校に通う17歳。ちょっとしたことから人工衛星を作ることになった。といってもそんなの絶対ムリ!なので仲間を集めたが、その仲間が揃いも揃って変わり者ばかりときた…落ちこぼれ高校生たちが繰り広げる、たっぷり笑えてちょっぴ…

甘い物は脳に悪い 著:笠井奈津子・幻冬舎新書

あらすじ あくまでも、そういう傾向が強いという認識で… 個人的に Point ( ^^) _旦~~ あらすじ 成功している経営者は、気分転換に甘い物を食べたりはしない。仕事の効率が下がることを知っているからだ。一方、仕事ができない人にかぎって、身体によかれと思…

万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ  松岡圭祐・角川文庫

東京23区を侵食していく不気味な”力士シール”。誰が、何のために貼ったのか?謎を追う若き週刊誌記者・小笠原は、猫のように鋭く魅惑的な瞳を持つ女性と出会う。稀代の頭脳派ヒロインが日本を変える!書きおろしシリーズ第一弾。 Qシリーズ第一弾の本作で…

日本の年金 岩波新書 著 駒村康平

少子高齢化が進んでいる日本で年金制度はどのようになっていくのだろうか。国民・基礎年金、厚生年金の現状、近年の年金見直しを解説し、直面せざるを得ない喫緊の課題を明らかにする。 1942年に労働者年金保険(のちの厚生年金)が出来て、70年以上経つ。その…

職業としての学問 著 Max Weber 岩波文庫

学問って何だろうという疑問をもった方は多いだろう。そんな疑問に答えてくれるのが昨年で96刷目となる本書だ。 第一次世界大戦後の混迷のドイツ。青年たちの事実のかわりに体験を、教師のかわりに指導者を欲した。学問と政策の峻別を説くこの名高い講演で、…

一下級将校の見た帝国陸軍 文春文庫 著:山本七平

現地を知らない帝国陸軍 「帝国陸軍」とは一体何だったのか。この、すべてが規則ずくめで超保守的な一大機構を、ルソン島で砲兵隊本部の少尉として酷烈な体験をした著者が、戦争最末期の戦闘、敗走、そして、捕虜生活を語り、徹底的に分析し、追及する。現代…

耳鳴り・難聴を治す本 著 石井正則

マキノ出版 ソフトカバー 本書は耳鳴り・難聴という症状を改善・予防するための方法が書かれている。昨今では、耳鳴りは老化現象としてだけでなく、若い人の突発性難聴のように歳に限らない問題になっている。私は若いから耳鳴りなんてあり得ないとそう断言…

カリスマ解説員の楽しい星空入門 ちくま新書  著 永田美絵

「星座探し」は、想像力を磨くことになります。星座は神話の世界。数千年前に同じ星空を見上げた人々の知識が受け継がれ、歴史がつながっていることを実感するのはロマンです。星座は、見つけやすい形や星から順番に探します。 本書は、四季折々の星座とそれ…

~まんがでわかる~ ドラッカーのリーダーシップ編  宝島社  ソフトカバー

メンバーの心を一つにして、自発的な行動を促進させ、成果を得ること 仕事以上の大失敗で、いたたまれず退職した満。幼なじみからの電話がきっかけで、生まれ故郷に帰ってみると、なんと満は「村おこし特命係」に任命されていた!人を率いる難しさを改めて知…

スノーデン 日本への警告 集英社新書

スノーデンリークとは? 本書を読むことで、NSA(アメリカ国家安全保障局)と情報機密の関連について、いかようであったか、一通りの理解を得ることが出来る。また新書という読みやすい形で完結しているのも本書の特徴である。 2001年9月2日のアメリカ同時多発…

失敗の本質 読書(170808)

「失敗の本質」 中公文庫 大東亜戦争における諸作戦の失敗を、組織としての日本軍の失敗としてとらえ直し、これを現代の組織一般にとっての教訓あるいは反面教師として活用することをねらいとする本書は、学際的な協同作業による、戦史の初の社会学的分析で…

つばさものがたり・角川文庫・雫井脩介

個人的に メモ ・舞台は北伊豆(静岡県) ・他の著作は、「クローズド・ノート」(既に映画化)などがある。 ・天使の翼 ( ^^) _旦~~ パティシエールの君川小麦は、自身の進退に重い秘密を抱えたまま、故郷・北伊豆で家族とケーキ屋を開いた。しかし、甥の叶夢…

精神と物質 読書

「精神と物質」 立花 隆 & 利根川 進 文春文庫 分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか? 20世紀後半になって分子生物学は飛躍的な発展をとげ、いずれは生物現象のすべてが物質レベルで説明がつくようになるだろうとの予測すらある。その中で100年に1度と…

社会学の根本概念 岩波文庫 著,マックス・ヴェーバー

個人的に メモ ・「流行」は習慣の一部 ( ^^) _旦~~ 社会学の泰斗 マックス・ウェーバー(1864-1920)がその死に先立って社会学上の重要な諸概念を定義的に明らかにしようと試みた論文。宗教、経済、政治、法律などの各領域で社会学的研究を成し遂げたウェーバ…

天皇の料理番 読書(20170727)

「味」天皇の料理番が語る昭和 著 秋山徳蔵 中公文庫 副題に天皇の料理番が語る昭和とある通り、著者は大正天皇、昭和天皇などの台所を預かっていた方である。 半世紀以上にわたって昭和天皇の台所を預かり、日常の食事と宮中饗宴の料理を司った初代料理長の…

ハサミ男 著:殊能将之 講談社文庫

個人的に (^^) _旦~~ 疑問 Q1: 安永知夏の本来の人格はどれ? Q2:医師という人格はなぜ存在するのか? 研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て 殺された死体を発見する羽…

七つの怖い扉

個人的に ( ^^) _旦~~ 「ねえ、私、生れてから一度も〈怖い〉と思ったことがないの。あなたのお話で、私に〈怖い〉ってどんなものか教えて下さいな」――。ある作家は哀切と戦慄が交錯する一瞬を捉え、またある作家は「予感」でがんじがらめにする秘術を繰り出…