2005年のロケットボーイズ 著:五十嵐貴久 双葉文庫

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梶谷信介は都内の工業高校に通う17歳。ちょっとしたことから人工衛星を作ることになった。といってもそんなの絶対ムリ!なので仲間を集めたが、その仲間が揃いも揃って変わり者ばかりときた…落ちこぼれ高校生たちが繰り広げる、たっぷり笑えてちょっぴり泣ける青春小説。

※先に注意書きしておくと、これはキューブサットにまつわる話である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/CubeSat  

著者の有名作品では、ドラマ化した「パパと娘の七日間」がある。それの続編には「パパママ娘の10日間」がある。後者に至っては、娘がパパ役を平然とこなしているあたり読んでいて、この会社大丈夫だろうか正直不安だ…

 

 

2005年のロケットボーイズ (双葉文庫)

2005年のロケットボーイズ (双葉文庫)

 

 

個人的に

万城目さんや森見さんの小説は奇想天外な面白さがあるけど、五十嵐さんの小説も面白い(特にキャラクターが欲に溺れている所)。主人公がいざやるときの行動力、大先生の周りから能力を褒められたら無下に断らないところとか一人一人個性的で一つの目標にを達成しようと奮闘する。