読書-講談社文庫

銀河不動産の超越・講談社文庫・森博嗣

個人的に ( ^^) _旦~~ 気力と体力不足の高橋が、やっと職を得たのは下町の「銀河不動産」。頑張らずに生きる―そんな省エネ青年を訪れる、奇妙な要望をもったお客たち。彼らに物件を紹介するうちに、彼自身が不思議な家の住人となっていた…?「幸せを築こうと…

図書館の魔女 烏の伝事(からすのつてこと)・講談社文庫・高田大介

道案内の剛力たちに導かれ、山の尾根を行く逃避行の果てに、目指す港町に辿り着いたニザマ高級官僚の姫君と近衛兵の一行。しかし、休息の地と頼ったそこは、陰謀渦巻き、売国奴の跋扈する裏切り者の街と化していた。姫は廓に囚われ、兵士たちの多くは命を落…

黒い仏・講談社文庫・殊能将之

個人的に ( ^^) _旦~~ 主な舞台 9世紀の天台僧・円載にまつわる唐の秘宝探しと、1つの指紋も残されていない部屋で発見された身元不明死体。無関係に見える2つの事柄の接点とは? 日本シリーズに沸く福岡、その裏で跋扈する2つの力。複雑怪奇な事件の解を…

美濃牛 講談社 著:殊能将之

引用文献を見ることも面白さの一つか 「鬼の頭を切り落とし…」首なし死体に始まり、名門一族が次々と殺されていく。あたかも伝承されたわらべ唄の如く。―『ハサミ男』で鮮烈なデビューを遂げた著者の才能を余すところなく表出し、ミステリのあらゆる意匠が豊…

森博嗣の半熟セミナ ”博士質問があります”  著:森博嗣 講談社文庫

「自転車が倒れないのはどうしてなの?」「ナイフの刃とガラスではどちらが硬い?」「日本語って超煮詰まってない?」など、わかりそうでわからない、よく考えると深い森に迷い込むような身の周りの謎の数々を、博士が縦横無尽かつ明快に解き明かす。工学、科学…

ハサミ男 著:殊能将之 講談社文庫

個人的に (^^) _旦~~ 疑問 Q1: 安永知夏の本来の人格はどれ? Q2:医師という人格はなぜ存在するのか? 研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て 殺された死体を発見する羽…