2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

七つの怖い扉

個人的に ( ^^) _旦~~ 「ねえ、私、生れてから一度も〈怖い〉と思ったことがないの。あなたのお話で、私に〈怖い〉ってどんなものか教えて下さいな」――。ある作家は哀切と戦慄が交錯する一瞬を捉え、またある作家は「予感」でがんじがらめにする秘術を繰り出…

雑記

ある文章を読んでいて、行動経済学に関する内容だった。たぶん、「競争と公平感」というタイトルらしい。後悔と年金制度の関係について述べられてあって面白い。次は本で読みたい。 競争と公平感―市場経済の本当のメリット (中公新書) 作者: 大竹文雄 出版社…

生活保護の線引き

介護保険制度には、介護度によって支給される額が決まっているのに、生活保護はそういう指標がない理由はなぜだろう。 統合失調症や鬱病は働けない理由があるから分かる。しかし働けるのに、支給されている人がいるというのは問題である。では、支給の方法を…

雑記

亀岡暴走事故からはや五年が経つ、今日この頃である。先日読んだ新聞の中に「遺族の叫びは亡き者の叫び」という記事を見つけた。遺族の方が次のように述べた。 亀岡暴走事故は、無免許運転の軽自動車が集団登校の列に突っ込み、10人が死傷し、当時大きなニュ…

読書(20170623) がんばると迷惑な人

「がんばると迷惑な人」 著 太田肇 新潮新書 を読みました。 大筋 重要なのは「がんばり」ではなく仕事の「質」。確実に成果を上げる「合理的手抜き」とは -。 意欲はあるのに、スべる。やる気ばかりで、ツカえない。そんな人っていませんか? うっ、身に覚…

考える日々Ⅱ (20170621)

池田氏の本を読んで、疑問に思った。 「金が欲しい」ということと「人を殺す」ということは互いに無関係の事象である。 よって 「金が欲しい。だから私は働いた」も同様に短絡的かつ、互いに無関係の事象である。 それに加えて池田氏の考えには、文章を書く…

雑記

対話型のAIがPythonで出来る、というのを知ったのでその最中。しかし面白い。もし自分の考えていることを読み込ませて、AIが話してくれたらいいのに。 はやくAIライフを満喫したい(願望)

ウツボカズラの夢 双葉文庫(20170617)

「ウツボカズラの夢」著 乃南アサ を読みました。 高校を卒業した未芙由は上京し、親戚の鹿島田家で暮らすようになるが、家族がどうも変なのだ.---------「幸せ」を望むのは罪なのか。物語の残るのは「崩壊」か「誕生」か。 この類の読んでいる書物の量が少…

雑記

生命保険は残された家族のためにある。残された家族が不自由な生活を送らないように考えているためである。死んだ時、憂う自分はいない。自分のいなくなった世界において、自分のことを憂うことはできない。死ぬという、いつ起こるか分からないことに対して…

二十歳の原点 (20170613)

独りであること、未熟であることを認識の基点に、青春を駆け抜けていった一女子大生の愛と死のノート。 背表紙に「青春を駆け抜けていった」とあったので、著者の生きる原動力は何かと気になったのだが、筆者は奥浩平の「青春の墓標」が行動の原点になったと…

詐害行為取消権

「仮託」の意味がいまいちだったので、判例(取消権の例)と共に調べました。 例 Bさんは、Aさんに1000万円の借金をしており、私有財産は家(不動産)のみというケース。この場合、Bさんは不動産を、別の人であるCさんに不動産を渡して無一文になる場合、Aさんは…

雪の断章 創元推理文庫 (20170603)

「雪の断章」 著佐々木丸美 読 あらすじ 迷子になった五歳の孤児・飛鳥は親切な少年に救われる。二年後、引き取られた家での虐めに耐えかね逃げ出した飛鳥に手を伸べ、引き取ったのも、かの青年だった・・・ 読んでいて、詩的な表現が多々あり、表現からいろ…