読書(20170623) がんばると迷惑な人

「がんばると迷惑な人」 著 太田肇 新潮新書 を読みました。

 大筋

重要なのは「がんばり」ではなく仕事の「質」。確実に成果を上げる「合理的手抜き」とは -。

 

意欲はあるのに、スべる。やる気ばかりで、ツカえない。そんな人っていませんか?

うっ、身に覚えが…。がんばらなくても給料が入ればいいけど、がんばらなかったら他の人との結果の差がつくじゃないですか… そしたら給料下げられるじゃないですか。まったくどうしようもないんじゃ(明後日の方向)

 

本書は「がんばり」について、

①通用しなくなった背景

②迷惑になる理由

③がんばらなくても成果を出す方法   これらが主軸になっている。

 

内容から今すぐに活かせるものかというとそうでもない。例えば、管理職の立場の方が部下の裁量権を担っている場合では、部下側から上司に対し職場

 

 

改善できることが書かれていないのがネックだ。

個人的に

一つ気になったのは、評価に情が入りやすいのが日本人というデータ。著者は「問題解決型リーダーシップ」 著 佐久間賢 から引用したみたいだが、どういう背景からこのようなデータが出てきたか、アンケートの手法も疑問だ。

 

 

がんばると迷惑な人 (新潮新書)

がんばると迷惑な人 (新潮新書)