生活保護の線引き

介護保険制度には、介護度によって支給される額が決まっているのに、生活保護はそういう指標がない理由はなぜだろう。

統合失調症鬱病は働けない理由があるから分かる。しかし働けるのに、支給されている人がいるというのは問題である。では、支給の方法を変えることで、本来支給されるべき人に分配できるような制度に合致する方法はあるかと考えるとそれは難しい。以前、支給の方法をお金ではなく、生活保護者の地域の生産物によって賄うという方法も考えられたが、モノだと大きさや栄養といった不確定要素があり、受給者にとって平等ではない。今後、年金制度の引き上げにより、老後に豊富な貯蓄がない人にとって、生涯働かなければならない環境というのはすぐそこまで近づいている。受給資格が早い段階で見直されなければ、国の財政制度や第一産業にも影響がある。

 

私はやっぱり、モノで需給するべきだと考える。但し、どういった受給資格にするべきかについては考え中である。