~まんがでわかる~ ドラッカーのリーダーシップ編  宝島社  ソフトカバー

メンバーの心を一つにして、自発的な行動を促進させ、成果を得ること

仕事以上の大失敗で、いたたまれず退職した満。幼なじみからの電話がきっかけで、生まれ故郷に帰ってみると、なんと満は「村おこし特命係」に任命されていた!人を率いる難しさを改めて知る彼女の道を照らしたの尾は「ドラッカー」のリーダーシップ編だった。

  まんがで分かるシリーズは宝島社以外からも出版されているが、本書は章の終わりに数ページに亘っての説明がなされていないのが特徴だ。普通は、漫画でおおまかに説明されてから章末の文章で補うように構成されているのだが。その代わりに、漫画中でおおかたが説明されており、完結している。注目したのは、原本でどの英語が使われているか、漫画の説明中に英語表記があるので、分かりやすい。あくまでもドラッカーのリーダー編の足掛けになる書物であり、この一冊だけで深く理解することは難しいため、本書の内容を理解したい場合、原本を読む必要がある。

ドラッカー名著集1 経営者の条件

個人的に

 若草村の市役所を舞台に、満が特命係長として村を盛り上げていく。あらかじめ、盛り上げるための材料(人材とか)が整っているので現実として、そんなうまくいくかいな…と思われるかもしれない。(私は思う。)しかし、その細かい設定を除き、ドラッカーの理念が実際行動としてどのように動くものであるかは映像として理解できる。

ポイントは

・経営戦略

・責任

・専門職

 

まんがでわかる ドラッカーのリーダーシップ論

まんがでわかる ドラッカーのリーダーシップ論

 

 

<リーダーシップとは、人のビジョンを高め、成果の水準を高め、通常の限界を超えて、人格を高めることである。>