マンボウのひみつ 著:澤井悦郎 岩波ジュニア新書

人気者なのに謎すぎる魚・マンボウ。なんであんな形なの?夜光る、すぐ死ぬ、おぼれる人を助けた、3億個産卵して生き残るのは2匹…伝説の真相は?古い文献探しから先端技術での生態調査、料理やサブカルまで、マンボウのひみつを解き明かそうと挑んだ若き研究者が、悲喜こもごもの研究ワールドへご招待!

 

マンボウのひみつ (岩波ジュニア新書)

マンボウのひみつ (岩波ジュニア新書)

 

個人的に

マンボウ、着水しても死なない。というか「死にやすい」はデマ

・数え方は一枚、二枚。>由来は畳

・食べ方は刺身で酢味噌

・「三億個の卵を産む」ではなく、「三億個の卵巣卵」を持っているが正しい。

マンボウの学名: "Mola mola"  >”mola”は、ラテン語で石臼の意

・フグの仲間

 

( ^^) _旦~~

 昔は鮫の仲間だと考えられていたみたいで、その名残として「サメの身」として売っていることもある。美味いのか?

 フグの骨格からマンボウの骨格に進化した。あのとげとげがどう進化したかについての説明は面白い。

 著者はマンボウの研究を行っている。あの巨体は研究するのが難しそうだ。

 

他参考: 栗本丹州 「翻車考(まんぼうこう)」

 

<分類に携わる研究をしていると、過去の研究成果だけでなく、その研究者の生きざまも研究することになります>