黒い家 著 貴志祐介 角川文庫

 若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに…。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。

 

黒い家 (角川ホラー文庫)

黒い家 (角川ホラー文庫)

 

 

個人的に

・怖い+残酷な描写有り! ←天使の囀りもなかなかですが、これは上回ります。

・毎度お馴染みの精神鑑定(バウムテスト等) ←他の本を読むと分かります…

・読む手が止まらない。

・実写化もしたみたいで、面白いようです(伝聞)

 

( ^^) _旦~~

 場所は京都が舞台のようです。筆者が元々、生命保険会社に勤めていた経験も含めて書かれているのでしょうか。

 漫画の吹き出しに書かれている言葉は口語に近いか、そのままの形で書かれているのですが、この小説はそのままではなく、少し標準語寄りになっている感じがありました。