学校で習った「法則・定理」ほんとうの使い道 著:山根成樹 実業之日本社

興味はあるけど、解説が小難しくて…とついつい敬遠してしまう物理・数学・化学・天文・生物…の法則・定理―。「チンプンカンプン!」と投げ出す前に、ぜひこの本を手にとって読んでほしい。この本でわからないことは、他の本を読んでも絶対わからない。文系アタマのための科学入門書。

 

 

個人的に気になった点

ヘンリーの法則:水深 ⇔ 吸った空気が血液にたくさん溶ける

→ 急速に浮上すると血管内に気泡ができる。

・1gの質量を全てエネルギーに変えた時、一般家庭約4500軒分の年間消費電力を賄う

・静止している人から見ると、運動している人の時計は遅れる(特殊相対性理論)

・運動が光の速度に近づくほど、時間の流れはゆっくり(退屈な時の時間が長く感じるのと、どのように関係するのだろうか)

・数学や化学、物理の法則がどのように成り立っているのか?理屈を覚えてしまうと、却って法則が覚えやすくなるかもしれない

 

( ^^) _旦~~

 アルキメデスの原理からナッシュ均衡まで広い範囲を一冊P200ほどで網羅している。大人だから今更学んでもと思う事なかれ。

 

<学校に通っていた時期に理数の法則・定理が理解しがたい理由は二つあると思います。一つは、理解力が育ち切っていないことです。もう一つは、若さゆえの経験不足から、法則や低利の応用例を身近に感じることができないためです。身近に感じられず、実世界から乖離したものを学ぶのは、やはり難しいものです。>