雑記

高校生との政策提言についての話し合いの時に思ったことをまとめます。

今やっているのはアイデア出しの段階ですが、そこから学んだことは私にとって大きいことでした。二つに絞ると ①高校生のやる気について自分たちの介入できる点

です。

※長文につき注意※

 

① 勉強をするにしても目的がないと途中でモチベーションが下がったり、目的に対しての軌道がずれるとか問題が出てきます。そうした時に外側からある程度の刺激があって、自分から進んでいこうという気になるのだと思います。(勿論、自分から進んでやっていく子もいるので一概ではありません) このある程度の刺激というのも人によって様々であり、かえってやる気を削ぐことにもつながりかねないため、場全体の意見の出や個人個人の様子(例えば顔に不満が出ていたり)を把握する必要があります。 この手の力は社会に出てからどこに行っても使える力だと思うし、そう感じたからこそこちらのファシリテータとして参加しています。 そして高校生にも今の段階では不満かもしれないけど、やっていてよかったと思ってもらうことは自分にとってやりがいの一つです。 やるきという面で別のアプローチをしてみます。 試験にはプレッシャーがつきものです。それがゆえに勉強しようとするわけですが政策提言の場合、それと全く同じプレッシャーを感じさせるのは半分賛成で半分(・・? です。前者は勿論自分から動くきっかけになるし、そこから楽しさ(それだけじゃないけど)に気づくことができれば進んでいけると思います。そして所々Fがアシストしていくことが良いと感じます。一方で後者のように思うのは、それって半ば強制的におぜん立てしてやらせているように思えなくもないからです。確かに前者では提言内容を考えていく中でチームのまとまりが強くなっていくのかもしれない。でも改めて考えてみます。この政策提言は何のために行うかということです。実は方針は既にあり、自立した人材の育成を図ることでした。それを踏まえて前者の場合を考えてみると、結果として高校生は自立した人間として行動することができたのかという点で疑問に残るわけです。前者、後者において打開する手段はあります。それを通して、今後の策を練っていきます。

 

実は話し合いの中である先生がおっしゃった言葉があります。「高校は単一では自立した人材の育成はできない。外部との連携(地域の人との交流、産業連携等)が必要不可欠だ」です。私は地元に戻ったときに地域貢献を自分の意志でやってみたいと思っています。その時にこの言葉は役に立つかもしれません。