ハサミ少女と追想フィルム・角川ホラー文庫・佐島佑

美術大学に入学した内気な男子、道郎は、おかしな先輩・桧垣に誘われてホラー映画を作ることに。桧垣に渡されたホラー映画を見ていると、なんと画面から、大ハサミを持った少女が飛び出してきた!カルミンと名乗る少女につきまとわれるようになった道郎は、この世のものではない存在“ハザマ”が見えるようになり…。映画作りに奔走しながら、ハザマが起こす不思議な事件をカルミンと解き明かしてゆく、青春ホラーミステリ!

ハサミ少女と追想フィルム (角川ホラー文庫)

ハサミ少女と追想フィルム (角川ホラー文庫)

 

 個人的に

 ホラー文庫なので、背筋が寒くなる感じかと思いきや、むしろミステリーに近い分類かなと思います。気軽に読めるという意味ではラノベに近い感じです。

 物に対して愛着を持つ方は少なくないと思います。今ではインターネットを通して、好きなものをアピールしたり、こだわりなどの情報交換を容易に行うことができる時代になりました。こうした手軽さによって、人々の価値観はモノを大量に消費するという方向ではなく、大切にするという方向にある程度シフトしていくのかなと、ふと思いました。

メモ

・舞台は、東京都練馬区

 

( ^^) _旦~~

 シネマクッキング部って面白そう!!映画に出た料理を実際に調理する部活動のようだけど、その時代背景も気になってくるね。