ニーチェが京都にやってきた ダイヤモンド社 著:原田まりる

ニーチェは抹茶が好き

「私はニーチェだ。お前に会いに来てやった」
目の前に立ちはだかった男は、たしかにそう言った。
「えっと、すみません人違いじゃないですか?」
「今日、縁きり神社で、お願いしただろう?悪縁を切り、良縁を結びたい。これまでの古い自分から、新しい自分に生まれ変わりたい、と。
私はお前を『超人』にするために、こうしてやって来た」

17歳の女子高生・児嶋アリサはアルバイトの帰り道、「哲学の道」で哲学者・ニーチェと出会います。
哲学のことを何も知らないアリサでしたが、その日をさかいに不思議なことが起こり始めます。

ニーチェキルケゴールサルトルショーペンハウアーハイデガーヤスパースなど、哲学の偉人達がぞくぞくと現代的風貌となって京都に現れ、アリサに、『哲学する』とは、何かを教えていく感動の物語。

ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。

ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。

  • 作者:原田 まりる
  • 発売日: 2016/09/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

個人的に
・感動は良いものとは限らないのでは?例えば、本を読んで怒りの感情を覚えたのも感動のはずだ。
・自分とは無関係に存在する例えば月を美しく感じるのであれば、人はどうか?
・神を信じていないからといってホントにリアリストなのか?
・最近自己啓発本や哲学をかみ砕いた本を多く見かけるが、モラル低下が問題なのか?


( ^^) _旦~~  わかりやすいのは確か。