Twitterの衝撃・日経BP出版局

 

Twitter(ツイッター)のインパクトがわかる!
話題のマイクロブログサービス「Twitter」が及ぼす影響について、
「コミュニケーション」「メディア」「仕事」「今後」という視点に分けて、
各界第一人者の著者が解説しています。

「140字のつぶやきの何が面白いのかわからない」という方も、「Twitterを毎日使っている」という方も、人と人とのつながりや、ビジネスに与えるTwitterの衝撃をより深く理解できます。

■本書で紹介している「Twitterならこんなことができる!」の具体例
・ グーグルよりほしい情報が見つかる
・ 多くの人と“場”をリアルタイムで共有できる
・ 消費者の反応がすぐわかる
・ クチコミにつながる宣伝ができる
・ きめ細やかなユーザーサポートができる
・ 個人がメディアに先駆ける
・ 最新ニュースも、友人の近況もTwitterだけでわかる
・ 開発に必要な技術情報を集められる
・ 細切れ時間で仕事ができる
SNSや動画サイトなどのハブとして使える
・ 「ライフログ」を蓄積できる

TWITTERの衝撃

TWITTERの衝撃

 

ポイント

Twitterの強み

・ジャーナリズムの変遷

・メディアの持つ特徴

ツイッターの加速化によって補完が必要なモノ

個人的に

  本書は十人の筆者によって書かれた本ですが、面白かったのは小林さんの「既存メディアを脅かすジャーナリズム」です。既存のメディアを完成品メディア(Ex.新聞)と過程を報道するプロセスジャーナリズムを対にした話の展開が的を得ていると思いました。新聞では載せる情報が限られるため、情報は限られたものになる一方で、ツイッターなどの電子メディアはその枠がないがために、情報を多いとのこと。ただ、やっぱり欠点はあって、断片化された情報をどう体系化させるか(文脈を補完するメディアが必要と指摘)について書かれています。

 ツイッターを通して、断片化された情報に触れることが多くなり、同時に情報を鵜呑みにしてしまう危険が伴います。情報リテラシーは今後さらに必要となっていくことが予想できます。

メモ

Twitterの原点:

リアルタイム配車システム

Twitterの使用言語:

オブジェクトスクリプト言語Ruby」+ 開発フレームワークRuby on Rails

 

( ^^) _旦~~

 枠組みが溶けつつあるのを自覚していない紙の新聞と雑誌の難点とは?

 ネット上で情報を換金化できると情報が流れやすくなりますが、お金欲しさの悪意から事件を作ってしまうことにも繋がってしまうため、難しいですね