もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら・ダイヤモンド社

 

ある日突然、女子マネージャーになった主人公の川島みなみは、都立程久保高校の野球部を「甲子園に連れていく」と決めた。でもいったい、どうやって? 世界で一番読まれた経営学書『マネジメント』の理論を頼りに、みなみは野球部を変革して行く。「真摯さ」とは何か、顧客は誰か、組織の成長とは……。ドラッカーの教えを実践し、甲子園出場をめざして奮闘する高校生の青春物語!

 個人的に

 批判的な噂を聞いていたので、実際のところどうなのかと思って読んでみた。重要なドラッカーのエッセンスのみを抽出し、高校野球のマネージャーの観点から説明している。その点に関してわかりやすく書かれてると思う。ドラッカーの本著を改めて読んでみたくなった次第だ。

ポイント

・仕事における働きがいとは?

・人のマネジメントとは?

イノベーションの定義について

・仕事を生産的な物にする四か条とは?

・組織とは~手段である

 

( ^^) _旦~~

 あまりに物事がうまく行き過ぎているという非現実的な設定とか間の話が飛びすぎている点を除けば、ドラッカーの原著を読むきっかけとして十分な本だと思います。

 

  読書の技法においてもしドラについて、次のように説明されていました。

ドラッカーのマネジメントから日本人に必要なものを抜き出して「プロット」を作り、それを読みやすい「ストーリー」に落とし込んでいる点で、本書は一級の本である。

 

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