金利の変動の原因
金利 : 賃金、預金に対する利子のこと。
利子 : 借りた際に支払うもの
利息 : 貸した際に受け取るもの
一 景気が良くなる → 生産と消費の増加
→ 資金需要が増える
→ 金利上昇
景気が悪くなる → 金利下落
二 物価が上がる(インフレ化)
→ モノを買うのに必要なお金が増える
→(資金需要の増加)
→ 金利上昇
物価が上がる(デフレ化) → 金利下落
三 為替が円高(例: 通常、一㌦100円が、一㌦90円の時)
→ 外国産の品物が安くなる(輸入製品の価格下落)
→ 金利下落
四 海外金利が高い時
→ 海外で資金運用した方が得
→ 円を売って外貨を買う(円が売られ、円安)(出回っているお金が多いため、生産・消費が活発化する。)
→ 物価上昇
→ 金利上昇
- 通貨量(市場に出回るお金が増えると、金利は下落する)
疑問
四で円を売って外貨を買うことで金利上昇しているのに対し、通貨量が増えると金利が下落するのは一見、矛盾しているように思えます。
解
海外金利が高い時に、金利の低い日本で借りて、海外で運用しようとする動きが高まる。日本のお金を借りようとする人が増えた結果、日本の金利が上昇するという解釈だとスッキリします。