雑記

考えても考えても分からない。それは考えているのではなくて悩んでいる証拠だ。悩んでいる限り課題は解決できない。だから考えることで前に足を踏み出す。それで分からないが分かるになれば良いが、それほど沼は浅くない。深い沼はなかなか前に進めない。むしろ引きずりこまれる感覚すらある。ここでいう沼は問題の事象ではなく、対人関係そのものだ。何かしらの結果を期待されている手前、浅い沼をクリアしたところで知れている。クリアできなければ、なぜクリアできなかったかを質される。「時間を使って考えましたができませんでした。」「周りを見てみろ。A君はこんなにすごい結果を残しているのにお前は何だ? 努力が足りない。」

確かに努力が足りないのは一理ある。というかそう言われれば反論しようがない。だが果たしてそうなのか。これは個人の問題なのだ。モラリズムは規則そのものを問題とせず、自由に動ける個人を問題とする。規則は破ろうと思えば破れるのである。ちょっとはみ出した人間は避けられる。それ自体はどういうこと、状態、問題があるのか、悪いのか。個人の問題が他人にも影響する。それはよくあることだ。そもそも影響しながら生きている身だから当たり前か。

上の人がいるから言えないという自分勝手なもどかしさ。普段は意識しないのにこの期に及んでかという時にやってくる。自信があるわけでもないわけでもない、どっちつかず。質が悪い。でも感じたのはもしかしたら挽回できるかもという可能性を少し。とりあえず、やってみようの意志はまだある。