「NLPの教科書」を読みました。
概略
この本はNeuro(神経)、Linguistic(言語)、Programming(プログラミング)の観点から、悩みを解決することを目的としています。が、読んでみると、解決に至る方法は書いておらず、あくまでも基の観点を広げることで、望む結果に近づくというものだそうです。(思い込めば勝ちみたいな所があるのは否定しません)
Neuro(五感)で感じたものを Linguistic(言語)で意味づけし、 Programming(思考する) という流れの中で相互作用していると仮定し、読み進めていきます。
個人的に
興味があったのは、「アンカリング」についてです。アンカリングは自分の中でスイッチを作るようなものです。例を挙げます。
Ex 梅干しを見る→ 食べると酸っぱい。
↓ 繰り返す
梅干しを見るだけで酸っぱくなる。
どこかで見聞きした覚えあると思います。これはパブロフの犬の実験と同じです。アンカリングはスイッチを自分の中で作り、理想の状態になることのが目的です。具体的な例だと、寝室もまた空間アンカーだと考えられています。
Ex 寝室という別室がある → その空間に入る
↓
特定の状態(ここでは、眠りにつくという状態)
上記のような考え方をアンカーです。これ以外にも、家に帰って勉強に集中したいけどできない人もいると思います。このアンカーの考えで説明すれば、勉強する前にコーヒーを飲んでやる気を出すというのは体感覚アンカーと言われます。
まとめ
読んでみると、それを知っていることがどのように影響するのかといった事があまり書かれていませんでした。(これは入門用の本だからかもしれません)
言葉ばかりに気に留めず、適当に行動に移すべきだと思いました。(色んな意味で反面教師)