マキノ出版 ソフトカバー
本書は耳鳴り・難聴という症状を改善・予防するための方法が書かれている。昨今では、耳鳴りは老化現象としてだけでなく、若い人の突発性難聴のように歳に限らない問題になっている。私は若いから耳鳴りなんてあり得ないとそう断言もできないのだ。そうした問題を解決するために、症状とその原因、生活習慣、食品、特攻ポイント、最新の治療法(H28年4月時)からアプローチを行う。
耳鳴り・難聴を治す本 (最新治療法から民間療法まで専門家が詳細に解説!)
- 作者: 石井正則
- 出版社/メーカー: マキノ出版
- 発売日: 2013/10/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Point
・「病気でない = 健康」ではない
・耳鳴り自体は誰にでもあるもの。しかし、健康な時は聞こえないだけ。
・ストレスには1.身体的ストレス 2.精神的ストレス があるがどちらも健康状態を悪化させる元である。
個人的に
ブルーバックスの「耳の科学」を読み、耳に興味があったため読みました。一つ気になったのは、耳鳴りの起こる条件として本書では、「ストレス」、「睡眠不足」、「体の病」が挙げられています。統合失調症では、症状の一種に幻聴がありますが、これも強いストレスが原因なのだろう、原因として自律神経の乱れによって体に支障が出てしまっていること、改善することは大変困難なことだと感じます。いずれにせよ、耳の問題は耳だけでなく、他の臓器や血管が異常をきたしていることも有りうること。そして、症状の早期解決には医者任せにすることなく、自分の症状をしっかり把握することを確実に行うことだと思います。